※離合…すれ違うという意味。九州を中心とした西日本の一部で使われる方言らしい
以前、「離合」という方言らしく感じられない方言について書いたことがありますが……
こう、堂々と公共の場に立っているのを見ると、標準語として普及してるんじゃないかと思ってしまいます。
でも、方言なんだな~
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ねこさんは道路標識でしか見たことない「幅員減少」。
これなんか、「幅減少」で通じるんじゃないかと思うんですよ。
「員」って何? って思わないですか?
けど、「幅員減少」と、堂々と立っているから、意味や読み方はよく分からなくても「道路幅が狭くなるのね」「幅員って言葉があるのね」ってインプットされてるわけで。
そんな感じで「離合困難」も、素知らぬ顔してそこら辺の「すれ違うの難しいよ、気をつけてね」って思う道路に立てておけば、あっという間に全国区の言葉になるんじゃない?
知らなかったことも、知ってしまえば常識ですからね。
初見は「何? 離合って?」って思った人も、きっと次は「昔っから知ってます。常識でしょ?」みたいな顔して言うよ。
「離合って『すれ違う』って意味だよ。知らなかったの?」って。