K市での話

「梅雨入り」「梅雨明け」って、速報テロップが流れるレベルの緊急情報だったんですね。知りませんでした。
梅雨テロップって全国で流れてるんでしょうかね? それとも関係のある地域だけ? 北海道に住んでいた頃に見た記憶がないのです。関係が無いから記憶に残ってない? 気象庁が速報を発表する時間帯にテレビを見てなかっただけ?
正直、「梅雨って、別に大事件じゃないべさ!」って思いました。なので「今年は梅雨に異変が起きているからわざわざ流したのか?」って思ったのですが、そうではなく毎年普通に流れています。
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梅雨時期は一年間で降水量が多い時期の1つです。九州では梅雨時期に年間降水量の3割~4割強降るようです。(熊本地方気象台:「今年の梅雨の見通し今年度の改善事項について」H5.6.2)
と、いうことは「梅雨時期」は、水が必要な農業への影響や、大雨による災害が起きる可能性が大きい時期とも言えます。
ならば、農業に携わる方にとっては、いつ梅雨が来るか、どんな梅雨になるかは、非常に重要な情報でしょう。
⇩田んぼへの水門を開くタイミングを水当番の人が決めるという話
usayusadosa.hatenablog.com
これも「梅雨」の情報が重要ですね。
梅雨に降水量が激増する地域、雨に弱い地域に生活している方にとっても、水害に対し注意し備える為にも梅雨の情報は必須でしょう。
ねこさんもK市に移住してからは、天気予報で梅雨前線の動きを気にするようになりました。梅雨前線の位置によって天候が違うからです。
また、梅雨明けとは、夏の高気圧である小笠原高気圧が冬の高気圧であるオホーツク海高気圧を北に追いやったということになります。
平たく言えば「夏本番」。 暑さに気を付けろ! ってことです。
猛暑当たり前の地方ならばそれ相応の対策を。
気温上昇を待ち焦がれていた地方は、暑いうちにやるべきことを詰め込むのでしょう。
情報は、調子よくスタートダッシュしたり、フライングを防いだりする一助を担うのではないでしょうか。
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「空梅雨だと水不足」「梅雨時期は水害が多い」など、知識としては知っていました。しかし、梅雨の無い地域に住んでいた時は、梅雨の重要性も危険性も実感したことはなかったです。正直、全く意識していませんでした。
梅雨は日本の水資源を支える一方で、災害を引き起こすほどの影響力をもった気象現象。
ですから、梅雨の情報を速報テロップで流してたのですね。
影響を受ける多くの人の心づもりを促すために・・・・・・
・・・って、しおらしくまとめましたが、梅雨明けしてないけど猛暑とか、梅雨入り判断できず後から実は梅雨始まってましたとか、季節が梅雨でくっきり区切られているとは限らない年もあります。
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梅雨のメカニズムを調べると、「冷たい空気(オホーツク海高気圧)と暖かい空気(小笠原高気圧)がぶつかりあって停滞前線(梅雨前線)ができるから」と説明されます。中学理科とか、天気の解説とか。
しかし一方で気象庁の定義によると、梅雨とは「晩春から夏にかけて雨や曇りの日が多く現れる現象、またはその期間」です。
(ちょっと、前回の話と矛盾してしまうのですが)つまり、気象庁は梅雨前線が原因で無くても、この時期雨が続いたら梅雨扱いするということなんです。実際、梅雨の途中で梅雨前線が消えるとか、そういう年もあったそうです。
だったら、蝦夷梅雨も「梅雨」でいいべさ!
では、その気象庁が北海道で梅雨が無い理由について何と説明しているかと言うと・・・
一つ目の理由として、「梅雨前線は、北海道付近では不明瞭となることが多い」と、「梅雨前線」の存在に触れてるんですね。
なして北海道の場合は「梅雨前線」がポイントになってんのさ!
二つ目の理由として、「年によって差が大きい」ことも梅雨扱いが難しい理由と書いてます。こちらはまだわかる。けど、「梅雨前線」以外の長雨も梅雨なら、蝦夷梅雨も立派な梅雨だべさ!!(2回目)
「北海道、今年は梅雨入りしました」とかでもよくない? 梅雨入り宣言に注意を呼びかける役割があるというなら、低温とか氾濫とか、北海道だって被害がある時があるんだよ!
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定義を読むと矛盾しているなーって思いますが、そういうものかもしれません。
昔っから繰り返し起き、「梅雨」という名を付けられた気象現象。
科学が発達して原因がわかったとしても、毎年ぴったり同じ繰り返しというわけではないでしょう。毎年似た動きをするというだけです。地球規模でのちょっとずつの違いが大きな違いを呼ぶ年もあると思います。
人が共通理解しやすいように言語化しただけで、大きな地球の大きな動きは結局「人の作った定義なんかにゃ納まらない」ってことなんでしょうね。
∞おまけ∞
梅雨も含めた日本の気候を左右する気団について。
気団とは同じような性質(温度・湿度)をもった空気の集団のことです。
高気圧とは周りより気圧が高い状態です。つまり空気が集まって圧力が強いというか、空気が重い状況です。
ねこさんは、日本の周りには4つの気団があると学校で習った記憶がありますが・・・

なんと、現在は揚子江気団が教科書から消えてるようです。
理由の一つはシベリア気団が移動したものということで、独立した気団と言えないのではないかということ。もう一つは気団の定義「移動しない、または移動しにくい停滞性の大規模な高気圧」(新興出版社啓林館)に当てはまらないからとのことです。
ただ、気象庁のホームページで確認すると、名前が「長江(揚子江)気団」となって気団の一覧に載っています。と、いうことは、名前が変わっただけで気団として扱われている・・・?
気団でないと言いながら、気象庁では気団扱いのまま?
これって、「本当は違ったけど、昔っからそう教えて皆が信じてるからそのままね」っていうやつ!?
そういう話、電流の勉強したときに聞いたことある!
電流は「(+)から(-)へ流れる」と思われていたけど、実際は電子が「(-)→(+)」に流れてたんだよね~。でも、みんな(+)から流れると学んでいるし、そのまま電流は(+)から流れることにしておいていいよね~って話。
実際どうなの? 揚子江気団!
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