ちょっくら佐賀県へ行ってみたときのこと
「離合」とわざわざ注意書きがあったのに離合するような道無いよね? と思いながらも、この時は深く考えず。
家に帰って数日後、何気なく手に取った本に……
「離合はすれ違うという意味の方言」と、書いてある!
うさぎさんに確認すると、間違いなく「離合はすれ違うこと」だというじゃないですか!
本当に方言か調べてみました。
うちにある角川の国語辞典には
「離合…離れたり集まったりすること」
と、ありました。
…「すれ違う」じゃないね。
ネットで調べてみました。
goo辞典
1 離れることと合わさること。離れたり一緒になったりすること。
2 自動車が狭い道ですれ違うこと。九州などで言う。
だ、そうです。
JAFのページ
「離合」を日常的に自動車に対して使うのは九州・四国を中心とした西日本地域に限られるそうです。
(もとは鉄道用語という一文も)
方言とは
①一地方の言葉の体系
②一地方にだけ行われる標準語と異なる用語。by角川の国語辞典
ということならば、「離合」=「すれちがう」は堂々と「方言」と名乗っていい言葉かもしれません。
けど、「離合はすれ違うという意味っちゃ!」と堂々と言われると、「へーそうなんだ」と納得してしまいそうです。
だって、漢字で書ける言葉、しかも「音読みの熟語」って共通語って感じがするー。
漢字ってすごーい。
おまけ
離合(すれ違う)が方言と知った時のこと