「ゆべし」って漢字で書くと「柚餅子」
「ゆべし」の「ゆ」って「柚子(ユズ)」の「ゆ」だったのですね。
漢字からも想像できるように、そもそもは柚子が使われた食べ物だそうです。
ところが、東日本では柚子がとれない。それで、何がどうなったかわかりませんが、クルミを入れた餅菓子になったたらしい。
……これ、もう別物ではないですか!?
羊羹が「羊の羹(あつもの、スープ)」だったのが、なんでか甘いお菓子に変化したみたいな感じ?
兎にも角にも、「(くるみ)ゆべし」のでかいやつって信じて疑ってなかったわけですよ。
振り返れば、包みに「お茶やお酒のおとも」とか「お弁当に」って書いていたんで、「ん?」とは一瞬思ったけどね。けど、九州って醤油が甘いから(ねこさん感覚で砂糖醤油なみ)、そんな感じで「おつまみやおかずが甘いの普通」かと思った。
で、この味噌味のゆべし……もうね、味噌風味とかではなく「柚子風味のもちもちした味噌」。味噌とゆずのハーモニーが美味。
これだけをぱくぱく食べるには、ちょっとしょっぱい。
けど、他の物と一緒だと……お茶請けも勿論、ご飯にもすごく合う。
ちょっとピリ辛でご飯が進む!
一切れでどんぶり一杯いける!
今度手に入ったらお握りの具にしようと思う。
↑食べた「ゆべし」は多分これ。人吉温泉物産館ホームページより
https://hitoyoshi-onsen.com/shisetsu/omiyage/
知ってると 思って食べたら 未知の味
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……ゆべし、場所によって全然違うんだね。
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