どさんこ九州に住む

北海道民が九州に移住。日々感じるカルチャーショックを4コマにしました

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4コマ「ニーナ、きみは何もの?」(下)※補足説明あり

(海藻がもしゃもしゃついたままの)ニーナ貝の塩ゆでその後の話





 

ねこさんが住んでいたあたりで巻き貝と言えば、ツブでした。

海岸に行っても、ツブの殻ばかり落ちていました。
絵本で見るような綺麗な貝殻は、どこへいったら拾えるんだべかと思ってましたよ。

 

ねこさんの父がツブ好きだったので、結構頻繁に食べていました。
汁物に丸ごと入っていることが多かったです。
それで、ねこさんにとってはあまり珍しい食材ではなく、
「子ども達が自分でほじって食べられるようになったら買おう(いつでも食べられるし~)」
と思っていました。

結局、食べさせることなく引っ越してしまいました。

 

さて、ニーナですが、茹で方が悪かったようで、身が奥の方に引っ込んだまま茹ださってしまいました。
(茹ださる…北海道弁。この場合、自分はちゃんと茹でようとしたけどできなかったよという意味が込められる)

茹で方を調べると、ニーナには気づかれないよう静かに煮立ったお湯に入れるとありました。命の危機を悟ると奥の方に引っ込んでしまうらしいです。
ねこさんの殺気を感じたのでしょうかね。
(弱火で水から茹でるという調理方法を勧めているページもありました。どっちがいいのかな?)

 

ハムハムも、身が見えていたらさすがに迷わなかったでしょうね。

子どもには、いろいろ体験させないとダメですね。

 

初めてのニーナですが、歯ごたえがあって、磯の香りがしておいしかったです!

 

※補足説明
 ねこさんが食べていたツブは、「灯台ツブ」と言って、毒が無い種類のようです。なので、丸ごと汁物に入れても、殻ごと煮付けにしても大丈夫だったようです。
しかし、ツブには、毒のある種類もありますので、食べる際はお気を付け下さい。

R4.6.4 18:15