端午の節句の定番と言えば「かしわ餅」一択だと思っていましたが、それ以外もあったのですね。
「ちまき」
東日本は中華風のおこわを、
西日本は細長い甘いおだんごを、
鹿児島は灰汁巻き(あくまき)を思い浮かべる方が多いそうです。
ねこさんも、ちまきと言えばおこわのイメージでした。
「がめの葉饅頭」
農林水産省の「うちの郷土料理」によると、福岡県北部の郷土料理らしいです。
5月の節句頃、8月のお盆など、年に何度か作ることがあるとありました。
がめ(別名サンキライ、サルトリイバラ)の葉を使うから「がめの葉饅頭」と呼ぶそうです。
がめもサンキライもサルトリイバラも初耳の植物です。
「灰汁巻き」
同じく農水省のホームページによると、鹿児島の郷土料理らしいです。
島津義弘が関ヶ原の戦いに持参したと書いてありました。
餅米を灰汁に浸した後、孟宗竹の葉で包み、灰汁で数時間煮込んで作るそうです。
※すみません孟宗竹の葉ではなく「皮」だったようです。
5月3日10:50訂正
さて、今回、ねこさんは「がめの葉饅頭」を買って食べてみました。
「まだ、5月5日になってない」ということには気がつかなかったことにして下さい。
うちの子達は、かしわ餅は「柏(かしわ)の葉」に包まれたお餅を指すと知らなかったようです。
大人になる前に真実を知ることができて良かったです。
北海道にも柏は生えていましたが、柏だと教えないで通り過ぎていたかもしれません。
ちゃんと知識は伝達していかないといけませんね。
がめの葉饅頭は、がめの葉で包まれたかしわ餅に似た粒あん入りの甘味でした。おいしかったです。
ところで、「葉」つながりで思い出しました。
北海道には「べこ餅」という葉っぱ型の和菓子があります。
調べてみたら、「端午の節句の時に食べることが多い」と出てきました。
……え? そうだったの?
スーパーでも年中買えるから、季節関係ない食べ物だと思ってました。
最近は、白&ピンク、白&緑と、白&黒ではないものもありますし、葉っぱ型ではないのも売っています。
モチモチしておいしいです。
連絡
5日~12日の更新お休みします。次は16日にお会いいたしましょう。