どさんこ九州に住む

北海道民が九州に移住。日々感じるカルチャーショックを4コマにしました

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4コマ「ドッジボールを苦手とする人間がドッジボールのことを話題にするとこういう話になる」(4/4)

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ドッジボールは工夫次第で小さな子でも楽しめるボール運動です。

技能面で言えば、投げる、受ける(捕る)、逃げる…など、小さなうちに身に付けてほしい様々な運動技能を身に付けることができます。

また、とっさの判断で自分の身体を自分の思うように動かす力も見につきます。

 

ただ、小さい子に「ドッジボールやるぞ! 頑張れー!」では、

上記のような力は、もともと身についている子でなければ、

伸ばすことはできないと思います。

 

だって、ボールに触ることなく試合が終わるから。

投補の技能を持っている子や、気の強い子しか、ボールに触らせてもらえないから。

 

つまり、

ドッジボールで身に付けさせたい技能を

ドッジボールをする前に身に付けさせておく

必要が出てくるのです。

 

幼稚園や保育園の参観日でドッジボールの試合を参観した、あるいは参加した方なら、「あ~確かに」と思うのではないでしょうか。

(スポーツに重点を置いている教育施設は別かな?)

 

大部分の子は逃げることすらなく外野に行っていないでしょうか?

あるいは、誰にも届かないボールをただ、互いに投げ合うだけの試合にならない試合…。

 

逃げるのも技能がいるのですよ。

ボールを持っている敵に対し、お尻を向けてフリーズしている子、周りに合わせて右往左往している子、誰かの陰に隠れている子が結構いるものです。

 

根性論で「頑張れば勝つ!」では無いと思います。

必要な技能を、身体の発達に合わせて身に付けさせていくのが、

大人の役割ではと思います。

 

 

 

「逃げる」技能は「捕る」技能より心の垣根が低い分、習得しやすいです。

なので、「逃げることならできる!」となれば、

チーム内で自己有用感を持つことが出来るのではと思います。

 

自己有用感を持っている子が多いチームの方が、

参加していて楽しいと思いますし、個々のモチベーションも上がると思います。

ひとりだけでは得られないものを互いにカバーしあえます。

ドッジボールは組織戦というのは、そういうことですね。

 

 

 

ただ、勝負は「勝つ」ということもチームのモチベーションにかかわってきます。

「勝つための組織戦」なら受け入れられても、

「組織戦にしたら負けるけど~」なら、

「何のためにやるの?」になって当然です。

 

綺麗ごとで「負けて悔しい」気持ちに蓋をするのはどうかと思うのです。

 

チームを勝利に導く強いメンバーが同じチームにいれば心強く思うでしょう。

勝てれば「やったー!」って嬉しくなるでしょう。

 

 

 

結局、ドッジボールという競技に何を求めるかで重要視する点が変わってきますね。

 

…うーん、

なんだか記事の主旨がぼんやりしてきた気がするぞ~

 

「難しいこと云々かんぬん言ってないで、楽しめればいいじゃ~ん!」

ま、それが一番だね。

 

 

そういえば、ドッジボールぐらいかな?

ボールから逃げるスポーツ。