どさんこ九州に住む

北海道民が九州に移住。日々感じるカルチャーショックを4コマにしました

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4コマ「北海道なら夏でも簡単です。そして、水道管の深さ」

去年の夏の話

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夏は常温というか、ぬるい水(というかぬるいお湯?)が出ます。

ざるうどんを作りたくても、うどんがきりっと冷えません。

 

夏場、九州で麺類を茹でるのは難しいと思い、途方にくれました。

 

こちらの方が教えてくれました。

「茹でた麺を水洗いする時は、一緒に氷を入れて冷やす」

みんな、知ってた!?

 

 

水道管の深さ

 

北海道の水が夏場でも冷たい理由について、思いついたことがあります。

水道管が埋まっている深さが他所とは違うようなので、そのせいではないかと。

 

ちなみに、埋設管の基準ですが、

 道路…120cm以下にしない

 敷地内…0.3m以上

だそうです。

 

道庁のホームページで調べたところ、
北海道の標準的な凍結深度

 0.5m~1.2m

らしいです。

※場所によっては、違うので状況に応じて凍結深度を設定する必要があるそうです。

 

1.2mのところに水道管を設置すると、間違いなく凍る市町村が出てくるということですね。

 

それで、実際にどうかと言うと…

 

福岡県北九州市

場所によって違うとのこと(10パターンぐらいあるようです)

昔…1.2m

最近の住宅街

 車道の下…0.8m

 歩道の下…0.6m

 敷地内の車を置かないところ…0.3m

 

北海道

 ※市町村がたくさんあるので、適当に選びました。
  同じ凍結深度でも深さが違う市町村があるかもしれません。

 

凍結深度0.5mの函館市(温暖な地域代表)

 道路…0.8~1.2m

 敷地内…0.6~0.8m

 

凍結深度0.6mの札幌市

 1.1m以下

 

凍結深度0.7mの富良野市

 道路…1.2m

 敷地内…1.0m

 

凍結深度0.8mの旭川市

 道路…1.4m

 敷地内…1.0mぐらい

 

凍結深度0.9mの羅臼町

  1.5m

 

凍結深度1.0mの釧路市

 道路…1.6m

 敷地内…1.5m

 

凍結深度1.2mの陸別町(寒さで有名)

 道路…1.8m以下

 敷地内…1.5m以下

 

と、いうことでした。

 

水道局の皆さま、お忙しい中教えて下さりありがとうございました。

みなさま、数字など関連する事項が頭に入っているらしく、
素晴らしいプロ意識を感じました!

 

地下水は、一年を通してあまり水温が変わらないそうです。

地中深く水道管を埋設する北海道の水道水が
夏でも冷たい理由の一つになるのではないかと思います。

 

次回も水の話