去年の夏の話
夏は常温というか、ぬるい水(というかぬるいお湯?)が出ます。
ざるうどんを作りたくても、うどんがきりっと冷えません。
夏場、九州で麺類を茹でるのは難しいと思い、途方にくれました。
こちらの方が教えてくれました。
「茹でた麺を水洗いする時は、一緒に氷を入れて冷やす」
みんな、知ってた!?
水道管の深さ
北海道の水が夏場でも冷たい理由について、思いついたことがあります。
水道管が埋まっている深さが他所とは違うようなので、そのせいではないかと。
ちなみに、埋設管の基準ですが、
道路…120cm以下にしない
敷地内…0.3m以上
だそうです。
道庁のホームページで調べたところ、
北海道の標準的な凍結深度は
0.5m~1.2m
らしいです。
※場所によっては、違うので状況に応じて凍結深度を設定する必要があるそうです。
1.2mのところに水道管を設置すると、間違いなく凍る市町村が出てくるということですね。
それで、実際にどうかと言うと…
福岡県北九州市
場所によって違うとのこと(10パターンぐらいあるようです)
昔…1.2m
最近の住宅街
車道の下…0.8m
歩道の下…0.6m
敷地内の車を置かないところ…0.3m
北海道
※市町村がたくさんあるので、適当に選びました。
同じ凍結深度でも深さが違う市町村があるかもしれません。
凍結深度0.5mの函館市(温暖な地域代表)
道路…0.8~1.2m
敷地内…0.6~0.8m
凍結深度0.6mの札幌市
1.1m以下
凍結深度0.7mの富良野市
道路…1.2m
敷地内…1.0m
凍結深度0.8mの旭川市
道路…1.4m
敷地内…1.0mぐらい
凍結深度0.9mの羅臼町
1.5m
凍結深度1.0mの釧路市
道路…1.6m
敷地内…1.5m
凍結深度1.2mの陸別町(寒さで有名)
道路…1.8m以下
敷地内…1.5m以下
と、いうことでした。
水道局の皆さま、お忙しい中教えて下さりありがとうございました。
みなさま、数字など関連する事項が頭に入っているらしく、
素晴らしいプロ意識を感じました!
地下水は、一年を通してあまり水温が変わらないそうです。
地中深く水道管を埋設する北海道の水道水が
夏でも冷たい理由の一つになるのではないかと思います。
次回も水の話