ねこさん幼少期の思い出
ある日、父を起こしに行ったら布団が凍ってました。
いやー びっくらこきましたね。
びっくらこきすぎて、声も出なかったです。こういうとき、人間って硬直するんですね。
一番凍っていたのは布団の顔に近い部分でした。呼気が結露してそのまま凍るようです。なので、むしろ呼吸している証拠だったんでしょうけど、その頃はそんなの知らなかったですから。
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朝起きたら冷蔵庫に入れてなかった野菜が凍っていた日や、水槽の水が凍っていた日があったんで、布団が凍ってる日があってもおかしくないんです。
けど、不思議と、布団が凍っていたのはそれまで見たことなかったんですよ。
その後の観察で分かったのですが、どうやら氷が張っても、日射しが当たるとじわじわと溶けてたみたいです。
この日は溶ける前に起こしに行ったようでした。
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父の布団が凍っていることはありましたが、ねこさんの布団が凍っていたってことは無かったです。ねこさんの寝ていた部屋の方が、大きなストーブがある居間に近くて室温が高かったからかもしれません。
今は、家の断熱性も暖房の性能も向上してますので、そうそう体験することではないかもと思います。
でも、その高気密な家がなければ、凍っちゃいますね。
寒い地域にも、早く暖かい日が来ますように。