どさんこ九州に住む

北海道民が九州に移住。日々感じるカルチャーショックを4コマにしました

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4コマ+α「萩往還を歩いてみた」萩→佐々並(5/7)~表情豊かな往還の道

さて、萩駅からどんどこ歩き続けたねこさんです。

usayusadosa.hatenablog.com

地図を片手に、調子よく先へ先へと進みました。けど、あれ?
どこかで、県道から外れて、また県道に戻り「道の駅萩往還に辿り着く」という行程のはずだったんですけど・・・・・・

ずっと県道を歩いてしまいました。どうやら、道標を見落としたようです。

 

なお、この「道の駅萩往還」が、買い物などをする最後の場所だと思ってください。この後、萩往還から外れないつもりでしたら、山口市街地に入るまでお店はないです。自販機も見た記憶ないな。

 

ちなみに、山口までの断面図はこんな感じ

 

さて、いよいよ、道の駅の裏手から「これこそ萩往還!」という感じの道に入っていきます。

 

この萩往還ですが、道幅二間(約4m)で整備されていたようです。
歩きやすいように石畳を敷くなど工夫された場所もあります。
また、御駕籠建場(小休止する場所)、御茶屋(宿泊したり休憩したりする場所)も設けられていました。

重機も無い時代にすごいですね。

この隧道(鹿背隧道)ですが、明治に造られた石造り。長さ182m。国の登録有形文化財です。

 

ちょっと、通り抜けてみよう(道の駅方面へ戻る方向になるけど)と、入ったのですが、上からボタボタジャバジャバ降ってくるし、真っ暗だし(懐中電灯を持っていなかった)で、1.5mぐらいですぐ戻りました。
奥の方はどうなっていたのでしょう。懐中電灯と傘があったら進んだんですけど残念です。

 

萩往還には、こんなフーフー言いながら越える坂や、ちょっとミステリアスなトンネルがありました。

他にも、


小川沿いの落ち葉に覆われた道や、

宿場町として栄えていた地区も通ります。

 

道沿いには史跡があちこちにあります。けど、本道を外れないとたどり着けないところにあるものも。

山中に分かれ道が・・・・・・。彦六さんのお誘いに心揺れましたが、体力的不安と、日没までの時間の心配の為お断りしました。

 

そんな、萩→佐々並で一番の難所が

一升谷です。
400年の風雨と人の往来に耐えた石畳。
萩往還の面影を最もよくとどめていると言われている道です。

 

ねこさん的にはこの「道の駅萩往還」から「佐々並」までが一番変化に富んでいて面白いと思いました。