どさんこ九州に住む

北海道民が九州に移住。日々感じるカルチャーショックを4コマにしました

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4コマ「雪遊びをするなら今」(後)~雪質

前回の続き

 

例えば、白玉粉で団子を作ろうとする時、水分が少ないと団子ができないのと一緒で、乾いた雪はまとまりにくいのですよ。

 

スキー場で喜ばれるパウダースノーは、そういう雪です。
もう、ふっかふかのさらっさらです。
ばふーんと、雪にダイブして気持ちいいのはこちらです。

ふかふか過ぎるので、スキー場では早朝に圧雪車がゲレンデの雪を押し固めて滑りやすくしてくれています。

 

けど、雪だるまやかまくら作りには向きません。水をかけるなど工夫する必要があります。

雪合戦しようにも、ちゃんとした雪玉が作れません。困ったことに、そうなると以前降って氷化した塊を投げる子が出てくるんですね。ねこさんは鈍いので、何度そういう塊を顔面キャッチしたか……流血するんですよ。雪合戦で。
氷を投げるの禁止とか、硬い雪玉は投げないとか、毎年指導が入りました。それでも怪我人が出るため、ついには雪合戦自体が禁止になったこともあります。
「石を投げちゃいけない」というのは結構周知されていると思います。けど、雪は柔らかいというイメージがあるからでしょうね。「硬い雪は投げちゃいけない」というのは浸透しにくいようです。

 

一方、適度な水分量の白玉粉を握ると団子ができるのと同じく、湿った雪はまとめやすいです。
雪で造形遊びがしやすいのはこちらです。

 

ねこさんの住んでいたところの場合、冬の初めと終わり頃(春先とも言う)に降る雪は湿った雪でしたが、真冬は大抵乾いた雪でした。

 

 

乾いた雪の時は、嵩の割に軽いので雪かきが楽です。踏んでも簡単に固まりませんし。

湿った雪は、踏むとそこの雪が硬く地面にへばりついたりするので、誰も歩かないうちに雪かきをしないと大変です。