どさんこ九州に住む

北海道民が九州に移住。日々感じるカルチャーショックを4コマにしました

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4コマ「磁器の街 有田」~価値を感じるのは?(4/4)



外食に行っても、お冷やの入っているコップは普通のコップってイメージでした。

 

磁器の聖地にあるカフェですから、使われている陶磁器はいいもの(お高い)だろうな~って想像していたんですけど、まさかお冷やのコップまでとは!

※ガラス製品は有田焼ではないですよ。有田焼以外も取り扱っているお店でした。

 

いや、お冷やが出た時点で「かわいい~♡ 素敵~♡」と思ってましたよ。
「ちょっとテンション上がる~♡」とか思いましたよ。

コップひとつで気持ちが変わるものですね。

 

同じ感じのコップが3千円弱で売られていました。
なので、目ん玉飛び出るぐらい高価な物ではないのかもしれませんが、ねこさんちは5個で1000円セットのコップですよ。月とすっぽんですよ。

 

よく考えると、値段(価格)を見る前に「いいな」と思ったんだから、それにはそれだけの「ちから」が……「価値」があったんです。

 

けど、価格を見るまで自分が感じた「価値」に自信が無いというか、価格を見て「やっぱり!」と思ったというか。

高い物はそれ相応の理由があると思います。
自分が「いいな」と思った物が「高価」だと嬉しくなります。

けど、「価格」だけが「価値」を計る物差しではないんですよね。

 

カフェで使用されていた食器……それができあがるまでに関わった人々の思いや技能、それを選んだ人の思いや丁寧な取り扱い方……それらが訪れた人の贅沢なひと時へと変わるのでしょう。

「なんでもいい」では生まれない時間。

 

今まで、「割ってもいいように安いもの」で生きてきました。
でも、「安いからって割ってもいい」わけではないですよね。

安価でも、自分は「価値」を感じて買ったはずなんですから。

 

 

まあ、何はともあれ、せっかく有田に来たんだし、「ちょっといいもの」を買おうと決意。
散々悩んだ末に…

 

ちっちゃいドレッシング入れ1つですが、なんだかとっても嬉しい気分になりました。

 

「勿体ない」からと、戸棚の奥にしまい込まないようにしようと思います。

 

 

∞∞

有田でお店を回っていて気がついたこと

価値をつけるのは人間なんだな。

 

 

↓こんな雰囲気のコップだった。

 

↓こんなシルエットのドレッシング入れだった

 

↓こんなきらめきの釉薬アクセサリーだった。