エアコンを付けている部屋と、そうではない部屋との気圧差というか、なんかそういう目に見えない物が違いますね。
隙間があると、いい勢いで冷えている部屋に熱風が吹き込んできます。
昔、理科で「熱は高温から低温に移動する」っていう学習をしましたが、正にそれですね。
当時、「じゃあ、ストーブ焚いてる部屋に冷たい隙間風が流れ込んでくるのは変でないかい?」という疑問を持ちましたが、今、知識と実体験が一致しました。
まあ、温度差で対流が起きるのなら、冷たい空気が暖かい空気の下へと潜り込んでくるので、これが隙間風の正体なんでしょうけどね。
それとも、密度の濃い冷たい空気が密度の薄い暖かい空気に流れ込んできて密度を一定にしようとしているのが隙間風の正体?
隙間風が熱いだなんて、北海道では想像したことすらないです。
…ん? あれ? 隙間風の季語って「冬」だってさ。
熱風の吹き込みは、ひょっとしたら隙間風って言わない?
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でね、この隙間風(何て呼んだらいいか分からないから隙間風って書くけど)が、結構な勢いなんだよね。
エアコン付けていない部屋の窓をちょっと開けておくと、もう、ビュービュー、ゴーゴー。
風の通り道ができて、お外の熱風が吹き込んでくるんだろうね。
ドライヤーよりエネルギーあるんじゃないかな。
折角だから、これを有効活用したらいいかなって思ったんだけど…
残念ながら、ねこさんには活用できませんでした。
けど、もったいないよね。この熱量の差。
これを利用して発電とかできないかな?
発電って、エネルギーの差を利用して行っているんでしょ?
温度差利用の再生エネルギーも実際にあるみたいだし。
エコキュートとやらは、温度差では無いけど大気の熱を利用してお湯を沸かしてるんでしょ?
エアコンつけている部屋とそうではない空間との間にダイナモをセットしてさ、温度差で発電して、エアコンを運転させるの!
いい考え!
えっと……エネルギーの差が大きい方が発電力が強そうだから……
ひょっとして、発電のためにはエアコン強めにしなきゃ必要な電力が賄えない?
……発電するための電力消費が増えるってこと?
温度差と発電量とのバランスを考えないと、かえって不経済ってことかー。
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永久機関にはならないのが分かったけど、ホントもったいないこの熱気。
なにかに利用できればいいのに。
夏の間は押し入れに蓄熱して、冬でもぽかぽかって、できればいいのにな。