「~ちゃ」……こちらでは、はっきり物申したいときに使うことが多いそうです。
宮城県の方も「~ちゃ」を使ってますが、そちらはほのぼのした感じがします。
と、言うことは、宮城県の方とK市の方が出てくる小説があったとして、二人とも「寒いっちゃ」と言っていたら、K市の方の方が切羽詰まっていることを読者としては読み取らないといけないということですね。
北海道弁でも考えてみました。
ねこさん「~べさ」を自然と使っています。
ネットで調べると…
「主に年配の女性が使う」と書いてあるページがありました。
………え?
年配?
……ネット情報は当てにならないものです。
当てになりませんから!!!(強調)
北海道弁では「~や」が強調でしょうか?
例えば「~べ」が「~べや」になると、男言葉と言うか、乱暴と言うか、ちょっと強いイメージです。
怒っている方は「うるさいべ」より「うるさいべや!」を使うのではないかなと思います。
「~っしょ」も北海道ではよく使われます。
これも「うるさいっしょ」より「うるさいっしょや!」の方が強い語調に聞こえます。
まあ、何となくそんな感じがする程度ですが。
…「!」を語尾につけている時点で公平な比較にならないことに気がつきました。
どちらにせよ、態度や口調などの喋り方で、きつく感じたり優しく感じたりしますね。
日常的に「~べや」を使っている方は、強く言っている感じはしないかと思います。
やっぱり、読むのと聞くのとでは違いますね。
そういえば、「~べや」と言えば、
若い頃「『~べさ』なんて田舎もんが使う言葉だべや」
と他県の方に言われたことがあります。
「『~べや』も『~べさ』も、田舎度合いは大して違わないっしょや!」
と突っ込んだことは、懐かしい思い出です。
おまけ
九州出身のうさぎさんにも言ってもらいました。
演技派でした。