と、思っていたら……
フグは「本日のお勧めコーナー」の常連ではないですが、時々見かけます。
種類もいろいろあるようです。
「○○鯛」と名のつく魚は結構な頻度で並んでいますね。
鯛もですが、フグも、北海道某地方では、まず食卓に上がらない魚です。
「フグを食べてきた」と言う方がいたら、ちょっとしたニュースです。
子どもでしたら、十中八九、作文の題材にするでしょうね。
売っている場合でも、中国産のすでにパック詰めになっているやつでした。
生きてるフグが魚屋さんの盥の中で泳いでいるK市とは大違いです。
こちらでは、お刺身コーナーにも、お造りや皮を茹でたようなやつが常時並んでいるので、食べる機会が北海道某地方より、断然多いと思います。
一方、生ニシンとかすべは、こちらでは見かけたことがありません。
生ニシンの塩焼きは美味しいですよ。
それが卵を抱いていたらお得感満載です。
だって、生カズノコ入りってことですから。
かすべは「エイ」です。
煮つけや唐揚げにすると美味しいですよ。
食べる習慣の有る無しで、分かるお魚の種類は変わりますね。
…というところで終わるとすっきりするのですが……
以下、おまけ
フグについて
調べてみると、2019年のフグ漁獲高は北海道が一位だったっぽいんですよ。
(農林水産省のページは都道府県別統計のため自分で調べるのが面倒になり、そのデータを元にまとめたらしい食品データ館というページによります)
それが本当だとすると、北海道は漁獲高は高いけど、フグを食べる環境に無い(調理できるお店が少ない?)ので、すぐ本州の方へ行ってしまうってことでしょうか?
二位以下は、石川、宮崎、山口、新潟、福岡……らしいです。
フグの養殖は長崎、熊本、大分、佐賀、愛媛…らしいです。
一番フグを消費しているのは大阪と書いているページがありました。
そのページによると、フグを料理する免許を持っている調理師さんが多いらしいですね。
ネットのデーターなので、本当かどうかは分かりませんよ。
食文化と漁獲高は必ずしも一致しないんだな~と、思った次第です。