普通、カエルって、絵本でもキャラクターでも「緑色」じゃないですか?
ぴょんきちは黄色ですが、あれは平面ガエルですから。
普通のカエルじゃありませんから。
100歩譲って、児童書のアーノルド・ノーベル作「がまくんとかえるくん」に出てくるがまくんは茶色ですが、カエルとは別種扱いされてません?
かえるくん=Frog がまがえるくん=Toad って、表札に書いてます。
そしてキンダーブックなんかの幼児用の本に出てきたカエルは「トノサマガエル」で、緑色だったんですよ。
カエルと言えば「緑色!」と、刷り込まれるんですよ。
家の周りにはカエルはいませんでしたが、近所の原野の水辺にはいましたので、よく行きました。
緑のカエルを探しに。
捕まえたカエルを葉っぱの上に置いたりしました。
緑色に変わると思って。
毎年、カエルの卵をとってきて育てました。
いずれかの卵塊からはラブリーな緑のカエルが育つんじゃないかなと、期待して。
そうしたら、まあ、あなた、北海道には元々、
「エゾアカガエル」と
「二ホンアマガエル」しかいないんですってね。(ネット情報です)
他のカエルは外来種らしいんですよ。
そして、前回の話にもつながりますが、エゾアカガエルは、繁殖期以外は、ほとんど鳴かないそうです。
鳴き声も違うようです。
こちらでは、大小様々なおたまじゃくしが同時にいることから、数種類のカエルが時期をずらして卵を産んでいるのではないでしょうか?
その分、長期間カエルの声が聞こえるのでしょうね。
(1種類でしたら、みんな一様な姿のおたまじゃくしですよね?)
で、緑と思われる二ホンアマガエルは、残念ながらねこさんのちの近所ではメジャーではなかったそうです。
何年も何年も、育てる度に「今度こそ緑色!」って期待していたんだけどな……。
この記事、はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」
に当てはまる?
カエル捕りに明け暮れた日々ってことで。