どさんこ九州に住む

北海道民が九州に移住。日々感じるカルチャーショックを4コマにしました

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4コマ「具合が悪いから」

∞「こわい」∞

北海道、東北で「こわい」というのは、恐怖だけではなく、疲れた時やだるい時、身体が辛い時にも使います。ただ、最近は聞く頻度が減ってきているように感じています。

結構「こわい」が表す状態には幅がある気がします。走って疲れて「こわっ」だと、大して深刻に思いません。でも、「胸がこわい」と言われたら「救急車呼ぶ?」と心配してしまいます。

 

∞「きつい」∞

一方、K市では疲れたときや具合が悪い時に「きつい」と言う言葉をよく聞きます。
疲れて「きつい」はさほど違和感なく受け入れられました。しかし、体調が悪い時に「きつい」と言うのを聞いた時は、ピンと来ず「何がきつい?」と、しばし考えました。

 

∞「日本全国で見ると」∞

Jタウンネットが2014年に、体調が悪いときに何と言うか調べていました。(但し、その記事は今は削除されているっぽい。アットホームのホームページに引用した物があった)

それによると、

「こわい」・・・北海道、東北、北関東の一部
「しんどい」・・・新潟、関西、四国の大部分
「えらい」・・・中部、中国の大部分(しんどいエリアを囲むように分布)
「きつい」・・・九州全域
「だるい」・・・群馬

と、いう感じのようです。他は分散傾向が強いようです。

ライブドアニュースによると、群馬だけではなく、関東圏は「だるい」が多いらしい。

 

この「調子が悪い」「体調が悪い」ことを訴える言葉は他にもいろいろあるようです。
先ほどのホームページにも、「せつない」「せこい」「たいそい」「あっくりする」「だやい」「だぇ-」「てきない」「ひどい」「つらい」などが記載されていました。

訳したら全部「体調が悪い」にまとめられちゃうんでしょうけど、微妙なニュアンスの違いがあるのではないでしょうか。

 

語圏が違うと、調子の悪さを伝えるのもなかなか難しいものです。

usayusadosa.hatenablog.com

 

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