どさんこ九州に住む

北海道民が九州に移住。日々感じるカルチャーショックを4コマにしました

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4コマ「竹を知らない北海道民が竹について描く(1/3)~竹と地震」

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※内地…北海道から見た北海道外の呼び名。最近はあまり使われていない模様。


多くの北海道民は竹林を見たこと無いと思います。

北海道でも温暖な地域には竹林があるらしいですが、
広い北海道の大地のそこかしこに生えているものではないからです。

 

ねこさんが小1の時のⅯ先生は、
子どもの心をぐっとつかむようなお話をする先生でした。

人生の指針となるようなお話もたくさんして下さいました。

いくつかは、未だに覚えています。

 

そのⅯ先生は、よく「内地」のお話をして下さいました。

 

この地震についてのお話もそうで、
「……地震がおさまった後、地割れが閉じて生き埋めになる。
竹藪なら地割れが起きない。だから内地は竹藪に逃げ込むんだ」
と、言うお話だったんです。

 

ひょっとすると、子どもが真剣に聞くように言った冗談だったのかもしれません。

 

でも、真面目なねこさんは地震の話にびびって、
地震をなめたら駄目」
地震の時、安全な場所とそうではない場所がある」
ということを知り、
そして、
「内地で地震にあったら、絶対竹藪に逃げ込もう」
と決意したのです。

数十年そう信じていました。

 

実際に竹林を間近で見ると、整備してある竹林なら中に入れそうですが、
そうではなく藪になってしまった竹藪は、中に入れる気がしません。

 

あと、街なかに竹藪って、そうそう無いってことを知りました。

 

地震で竹藪って、都市伝説?