後日、再び豊田町に行きました。
ほたる船ですが、ほたる船に乗るだけプラン以外に、「道の駅プラン」と「温泉宿泊プラン」がありました。
ねこさんたちは、「道の駅プラン」を選択。これには道の駅の商品券、ソフトクリーム、道の駅にあるお風呂の入浴券が付いてきました。
ほたる船当日、商品券と入浴券は使い切れなかったので、後日再訪したわけですよ。
で、その道の駅の近く、田んぼの真ん中に「豊田ほたるの里ミュージアム」という博物館がありました。
折角、豊田まで来たんだから、ちょっくら寄ってみよう・・・・・・と、軽い気持ちで行ってびっくらこきましたね。
前庭に化石が入ってるかもしれない中生代ジュラ紀前期の頁岩(薄く剥がれるように割れる石)がありまして、割って化石が見つかったら持って帰っていいってなってるんですよ。いきなり体験型!
敷地内に小さな森や水路があり、観察用に捕虫網も貸してくれるって、そんな博物館そうそうないよね。
建物内もすごい。
もう、痒いところに手が届くような、ホタルを含めた生き物の調査研究したわかりやすい掲示!
下関市の自然に関する標本が山ほどある。ありきたりな、コレクションを並べているような展示ではない。身体の仕組みなど外側からは見えないところや、注目点がわかるような展示!
自然への興味をそそるような体験型グッズ「自然教材箱」(匂いとか手触りとか五感で感じるようになっている。ダンゴムシ迷路もこれに含まれる)の存在!
生き物や化石、岩石など自然に関する研究をまとめた、多数のオリジナルテキスト!
・・・・・・などなど、ねこさんが知ってる博物館の中でもトップクラス(いや、トップかも!)の充実内容ですよ。
死蔵ではない。変化し続ける生きた博物館って感じがします。
パリにあるルーブル美術館は全て見終わるまで3日とか1週間とかかかるって言われますが、ここも隅々まで堪能したら同じぐらいかかりそうです。
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ダンゴムシ迷路・・・ダンゴムシの交替性転向反応を観察する迷路。
交替性転向反応・・・左に曲がったら次は右に曲がるといった、左右交互に曲がる性質。
ここに置いている迷路は学芸員さん手作りらしい。
ダンゴムシは敷地内にある小さな森で、うさぎさんが捕まえてきてくれた。
観察した後は元の場所に返してあげたよ。
次回、またホタルのこと。