12月のある日。
ねこさんが現在住んでいるF県の隣の大分県は、カボス大国です。2020年は全国の生産量の99%以上が大分産だったそうです。
そのカボスですが、12月頃になると黄色い物も時々見かけるようになります。
黄色く完熟するまで待ってから収穫したもののようですね。この黄色いカボスって他県ではあまり流通していないらしいです。
つまり、隣県がカボス大国だからこそ手に入る幻の味ってこと!?
さて、その熟して黄色くなったカボス。甘そうに見えたんですよ。世の常として、熟した物って甘くなりますよね。
先入観で「カボス=酸っぱい」と思ってるだけで、実は甘いんじゃない? そう思ったんで齧ってみました。
・・・・・・熟してもカボスでした。酸っぱかったです。
ただ・・・
酸っぱいと言っても、レモンのような強烈な酸っぱさではなく、仄かに甘みを感じます。搾った果汁100%、飲めなくもない。コップ一杯は無理だけど。おちょこぐらいなら。酸っぱいけど。
カボスのように、酸味が強くて生食に適さない柑橘類って香酸(こうさん)柑橘と呼ぶそうですね。「高酸」柑橘じゃないよ。
カボスは他の香酸柑橘と比べて甘みが強く酸味が少ないようです(大分カボス振興協議会ホームページ)。
果汁たっぷり(←これ、とっても大事!)。
ほどよい酸味と仄かな甘み。
香りに癖が無いからどんな料理にも合う。
すごいぞカボス!
ねこさんちでは酢を使うような場面の多くでカボスを使うようになりました。
旬に果汁を搾ったり適度に切ったりしたものを、使うときまで冷凍しています。
これって、カボス大国が隣だからできる贅沢だよね。感謝!
∞
おまけ
カボス+醤油でドレッシングいらず。
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