どさんこ九州に住む

北海道民が九州に移住。日々感じるカルチャーショックを4コマにしました

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4コマ「蝦夷にニューっと生えているやつが怖かった」

ねこさんの子どもの頃の話



ぼっこ
北海道弁 棒のこと。
(ミトンの手袋もぼっこ手袋って言います)

 

エゾニュウ
セリ科の多年草
草丈…1~3m
分布…北海道、本州(北部・中部)
ウィキペディアより】

 

北海道の原野には、でっかい植物がにょきにょきと生えていることがあります。
テーブル状に白い小花がわっと咲いていて、どどーんとした迫力があります。

「ウドの大木」のウドが、大きくて2mらしいです(ウィキペディアより)。と、言うことは、それより大きくなれるエゾニュウは、堂々と大木を名乗っていいでしょう。

 

でね、これが、子どもの頃、怖くて怖くて。
嫌な思いをしたことはないんだけど、絶対近寄りたくなかった。

通り道から生えているのが見えると、「あれに見つかったら、生きて帰れないかもしれない」って思うぐらい(全く根拠は無い)怖かった。
どうしても通らなきゃならないときは息を止めて前を通り過ぎた(全く根拠は無い)。

絶対、通る人のことを見張っていると思っていた。
他に怖がる人がいなかったので、自分にしか見えてないのか? と思っていた。

間違いなく、中学生までは怖かった。

 

怖くなくなったのは、「北海道の植物」という図鑑を読んでいて、この恐怖の植物に「エゾニュウ」という名前があると知った時。

「普通の植物なんだ!」って知ったら急に。

 

すまん、エゾニュウ、一方的に魔物扱いしてて。

 

 

食べられるらしいです。