K市 4月上旬
椿は日本原産らしいです。
椿の学名は「Camellia Japonica(カメリア ジャポニカ)」。
ジャポニカは「日本の」という意味です。
椿は英語で「カメリア」。
カメリアは椿の属名で、学名がそのまま英語名になった珍しい例だそうです。
北海道でも、一部の割りと温暖な方の地域ならば、露地でも生育しているかもしれませんが、ねこさんの住んでいた某地方には生えてなかったです。寒いから。
それで、子ども達は引っ越してきてから、椿を見ました。
けど、赤くて一重で雄しべがモサモサしているやつは「椿」と知っても、八重咲きは別の花、「バラ」だと思っていたようです。
そういえば、トラわんは赤い椿を「ハマナスに似た花」と言っていました。
ハマナスはバラの仲間です。
ネットでは、ヨーロッパでは椿のことを「日本のバラ」と呼んでいたという記述がありましたが、根拠となる物が見つかりませんでした。椿が紹介された当時、本当にそう呼ばれていたのでしたら、うまくオチがついたのですが。
椿って種類が豊富です。
NHKの「趣味の園芸」によると、6000種類ぐらいの品種があるそうです。
K市でも、山や公園、街路樹、個人のお庭などに植えられている椿が次々と千差万別な花を咲かせ、大変見事です。
花は多様化していても、葉や幹を見ると「椿」とわかります。花よりもそちらの方が、椿として変われない本質なのかもしれません。