九州男児のうさぎさんが、初めて北海道へ渡ったのは2月だったそうです。
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「ナナカマド」
北海道で割とよくみる街路樹に「ナナカマド」があります。
6月頃だったでしょうか、白いちっちゃな花が密生して咲きました。
匂いは・・・そんなに好ましくないかも・・・。
花より、秋以降、鮮やかな赤に染まる実の方が目立つ木です。
九州では見ないな~と思っていたら、東京以西の平地では暑くて育たないみたい。
雪の中でも実は黒ずむことなく鮮やかな赤のままです(しわしわになっていくけど)。
そのことを特に不思議と思ってなかったですが、実には「保存料」と「毒」が含まれてるようですね。それらが腐敗を防いでいたようです。
その毒ですが、凍ることで分解されます。
言われてみると、雪の中でカラスが実をつっついているのを見たことあります。また、冬のピークを過ぎたある日、野鳥の集団(キレンジャク)が群がっているのも見たことあります。
ナナカマドは結構たわわに実っていることが多いのですが、秋に赤くなっても食べられている様子がないので、誰も食べない不味い実なんだって思ってたんですよ。
その実を食べに来るなんて、よっぽど食べるものがないんだなって思っていました。
けど、秋に食べないのは毒があるから。
冬になってから食べるのは、毒が抜けて食べ頃になってたからだということ。
当たり前の風景にも理由があるのですね。
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「梅」
北海道で梅は4月下旬から5月下旬と、桜とほぼ同時期に咲くことが多いようです。
桜より後に咲く場所もあるようです。
あと、こちらに来て気がつきましたが、北海道は他府県より梅の木が少ないかもしれません。ねこさんは、あまり梅を見たことなかったです。
北海道庁のホームページには、「北海道開拓当初、サクラやウメが本州からたくさん持ちこまれたが、気候風土に合わなかったのか、道南、道央地域以外はほとんど根付かなかった」って記載されていました。
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