どさんこ九州に住む

北海道民が九州に移住。日々感じるカルチャーショックを4コマにしました

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4コマ「フルーティーな香りがする(九州編)」

金木犀の香りがしなくなって10日ほど経ったある日

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「白くよい香りがする小花」で銀木犀かと思ったのですが、調べてみると、どうもヒイラギのようでした。

 

金木犀に似ていますが、もっと柔らかい感じでぽわぽわしてますね。

関東以西の植物らしいです。

 

で、疑問に思ったのですよ。

一度も見たこと無いけど、節分にイワシとヒイラギを飾るらしいですよね?

それって、関東以西の風習ってこと?

ヒイラギが無いならそんな風習生まれないですよね?

関東以東は同じようなトゲトゲの葉で耐寒性があるらしいヒイラギナンテンを飾ってた?

 

 

もうひとつ疑問に思ったのですよ。

 

ヒイラギと言えばクリスマス。

 

でもね、ヒイラギの分布は関東以西……つまり、結構温暖な地域の植物ってことでしょ?

南欧の地中海性気候のイタリアは東京と気温だけならばわりと似ているらしいのです。

その北の西海岸性気候は海流の関係で、緯度の割には温暖なようなのですが、温帯の中でも冷涼な気候なんですよね。


北欧の話を読むと、北海道並み、あるいはそれ以上に寒いんじゃないかと思うんですよね。

ヒイラギ、無理じゃね?

 

調べてみると、クリスマスに飾るヒイラギはセイヨウヒイラギと言うらしいです。

ヒイラギはモクセイ科。
セイヨウヒイラギはモチノキ科。

まったく別の種類だそうです。

(先に述べたヒイラギナンテンはメギ科だそうです)

 

クリスマスに飾るヒイラギは、ヒイラギではなかった!

 

そのセイヨウヒイラギの分布ですけど、どうもヨーロッパならば南欧らしいんです。じゃあ……

……と、調べていくとどんどん脱線していくので、ヒイラギの話はこの辺で。

 

 

銀木犀はいつ咲いたのでしょう。
ひっそりと咲いてひっそりと散ったのでしょうか。

まるで幻の花ですね。来期こそ銀木犀に出会いたいものです。

 

 

明日はフルーティーな花の北海道編