K市 4月後半
「なんじゃもんじゃ」
見慣れない珍しい植物や、怪木や珍木、よく分からない木に対する呼び名らしいです。
K市に生えている「なんじゃもんじゃ」は、ヒトツバタコ。
ヒトツバタコは、日本では限られた地域(長崎県対馬・長野県・岐阜県・愛知県)に自生している珍しい樹木です。このピンポイントでしか自生していないという分布の仕方も珍しいそうですね。
レッドリストに載っており、自生地では国の天然記念物に指定されているようです。
ネットで検索したところ、「なんじゃもんじゃ通り」は、福岡県内にあと2ヶ所、愛知、東京都、栃木県が出てきました。
ヒットしなかっただけで、他にもあるかもしれません。
お近くに生えてますか? なんじゃもんじゃ。
K市の「なんじゃもんじゃ通り」には、104本のなんじゃもんじゃが植えられています。
真っ白い小花が木いっぱいに咲き、それが吹雪のように風に舞って散っていきます。
見事ですよ。
オノマトペ(擬音語、擬態語など)の選び方によって相手に伝わる印象って違いますよね。なんじゃもんじゃはどれがピタッとくるか、悩みます。ドサドサとかバラバラとかでないのは確か。
※ヒトツバタコではなく、「ヒトツバタゴ」でした。R5.5.23