北海道での話
冬至に「かぼちゃぜんざい」って全国共通だと思っていました。
検索してみると、北海道を含めた一部の地域の行事食らしいです。
寒い地方に多いみたいです。
うさぎさんは、北海道に上陸して初めて見たって言ってました。ならば、冬至の定番どころか、存在そのものがメジャーではない?
こちらのスーパーを見てきましたが、どうやら売ってないようです。北海道では売っていたのですが…。
「かぼちゃぜんざい」と似た料理に「かぼちゃ汁粉」とか「かぼちゃのいとこ煮」があるみたいですね。いとこ煮って聞いたことなかったです。
ぜんざいと汁粉は、餅の代わりがかぼちゃなので、同じ系統の気がします。
一方、いとこ煮は小豆と何かを煮るのが基本のようですね。
つまり、見た目は似てるけど別もの?
料理界の相似器官?
(相似器官……もとは別のものだが、進化してみたら形や働きが似ちゃった器官。例:鳥の羽と虫の羽)
ねこさんが小学生の頃は、給食にもよく出てきた「かぼちゃぜんざい」ですが、今はどうでしょう?
うちの子の世代では、出たことなかったみたいです。
∞
夫婦で信じている常識が違うってことありますよね~。
我が家の場合、甘味関係では他にも認識が違うものがあって……
結婚したばかりの頃の話
皆様にとって、お汁粉の立ち位置はなんでしょう。
ねこさんは基本主食です。
うさぎさんの気持ちをおもんばかって汁物ならばと妥協しましたが、妥協になってなかったようです。
夫婦間の妥協点の模索って難しい…。
そういえば、給食で「かぼちゃぜんざい」が出た時は、お椀によそってました。
つまり、汁物とかカレールーとか麻婆豆腐とかラーメンとか、そういう立ち位置ですよ。
デザートと思ってないのは、ねこさんの実家だけではなかったってことが証明されました。
∞∞
違うと言えばもうひとつ。
お汁粉とぜんざいのイメージって東西で違うらしいですね。
ねこさんは、汁気があるのがお汁粉、汁気が無くて緩いあんこになっているのがぜんざいです。
なので、むかーし、大阪で「ぜんざい」を食べたとき、「????」でした。
「夫婦善哉」って言ってました。
おいしかったです。
「夫婦善哉」っていう料理なのか、これが大阪での正しい「ぜんざい」の形なのか、数十年経った今でも時々考えます。
レトルトのお汁粉やぜんざいを作っているメーカーさんは、出荷する地域に合わせて中身を変えているのでしょうか?