どさんこ九州に住む

北海道民が九州に移住。日々感じるカルチャーショックを4コマにしました

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4コマ「観光バスで福江島巡り」長崎後編(2/4)

ネタですよ。ネタ。本当に触ろうだなんて思ってませんよ。

 

福江島では観光バス「五島巡り定期観光バス」(一日コース)に乗りました。

 

ねこさんが乗った観光バスのガイドさんがすごかったです。何がすごいって、説明が途切れないんですよ。それだけ喋り続けられる知識ってすごいと思います。
午前と午後合わせて約5時間半のツアーでしたが、興味深い話ばかりだったので全然飽きなかったです。

五島生まれの方のようで、昔の話から最近のことまで、丁寧に説明をして下さいました。絶えず知識を更新されている方なんだと感じました。

 

 

高浜ビーチ

ねこさんの画力では描き表せない美しさでした。
白い砂浜、青い海・・・なんて、ありきたりな美しさではないです。

水が信じられないぐらい透き通ってるんですよ。

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」では銀河の水が「水素よりももっとすきとほってゐたのです。(中略)その手首にぶつかってできた波は、うつくしい燐光をあげて、ちらちらと燃えるやうに(後略)」と、表現されていました。

そんな感じです。光が当たってちらちらしているから海水があるって分かるって感じ。

 

条件が合うと、船が宙に浮いているような写真が撮れるそうです。

 


近大マグロ(養殖クロマグロ

日本で出回っている養殖クロマグロの約3分の1が長崎県産だそうです。

その一方で、2021年発表のデータによると、長崎県はマグロの消費量最下位でした。そもそも、西日本ではあまりマグロを食べないみたいですね。

以前は、五島でマグロを食べることはできなかったそうです(育てるだけ)。その後、「島民も食べられるように!」といろいろ自腹を切って頑張った方がいて、島でも食べられるようになったとのこと。

その人すげー!

しかし……食べられるようにはなったけど、依然、あまり食べないようですね。


ここで養殖されているマグロは、近畿大学の養殖技術が使われているので、近大マグロと呼ばれているようです。

もとは水産省のプロジェクトとして、いろいろな大学や研究機関が参加していたようです。

しかし、道のりは困難を極め、最後は近畿大学だけが研究を続行。32年の歳月を経て完全養殖を成功させたとのこと。

近畿大学すげー!

 


こぼれ石

すごいアイディア! 日本でもここだけで見られるそうです。

 

 

一日コースなので、福江島のあちこちを見ることができました。

結構な距離を移動するので、1ヶ所の滞在時間は10~15分ぐらいと短く、車窓から眺めるだけの場所も多かったですが、一通り観光地を見て回りたい方には打って付けだと思います。

教会を見学するときのマナーも教えてもらえます。

教会に限った話ではないのですが、観光客様の為の施設ではないのに「自分たちは客だ」とばかりに非常識な言動の方に遭遇することがあります。
中には、それが失礼な行動だと知らないから、そうしてしまったということがあるかもしれません。
時々、こういうツアーに参加すると、自分の行動の確認ができるかもと思いました。

 

美しい景色をいっぱい眺められて、面白い話をいっぱい聞けて、満足できるツアーでした。