どさんこ九州に住む

北海道民が九州に移住。日々感じるカルチャーショックを4コマにしました

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4コマ「長靴と学校の下駄箱」(上)

K市での話

 

トラわんの中学校は、長靴を履いていったら駄目らしいです。

まあ、どうせ中学生になると長靴履くのを嫌がるだろうし、この街は舗装されていない所の方が珍しいしので、長靴を履けないことを絶望するような事態になったことはないです。
不思議でしたけど。

 

自分なりに出した答えが、「多分、この街は大雨が頻繁に降って、冠水することがあるのだろう」でした。

 

胴付きって分かります? 胸ぐらいまである長靴(オーバーオールと長靴が一体化したゴム製品)。一般的には胴付き長靴って言うのかな?
あれを履いたことがあるのですが、「これ、絶対、転んだらヤバいやつ!」でした。

転んで水が胸元から入ったら、自分なら絶対起き上がれなくなる自信があります。

 

それと一緒で、冠水したところで長靴を使用した場合、「水が入ってきて歩けなくなる危険がある」ということではないかと推理しました。

実際、洪水時に長靴で避難することは、内部への水の浸入を防ぐ工夫をしていないと危ないって言われてるようです。

 

まあ、そういう環境的な背景があるので禁止なのだろう、児童生徒の安全のためやむなく禁止にしたんだろうと、勝手に納得していた訳ですよ。

ならば、小学校は長靴禁止じゃ無いのは何故だろうとは思ってたけど。

 

そんなある日、中学校で三者面談があったので、先生に尋ねました。

 

したっけ、そもそも長靴を履いて登校することを想定していないのですね。

冠水するしないは関係ないみたいです。て、いうか、この街に引っ越してから冠水に遭遇したことないです。

 

小学校の下駄箱も、長靴を入れる高さは無いようです。短い長靴を履くか、長い物は折って突っ込むらしいです。

以前、長靴のことを描いたとき、愛知県も長靴が入らない仕様だとコメントをいただきました。
ひょっとして、長靴仕様の下駄箱は雪が降る地域だけ?

 

 

~次回に続く