どさんこ九州に住む

北海道民が九州に移住。日々感じるカルチャーショックを4コマにしました

[当ブログはアフィリエイト広告を掲載しております]

4コマ「今までいない。きっとこれからもいない」※虫嫌いな方はご注意

北海道に住んでいた頃の話



北海道にカブトムシはいませんでした。

子どもの頃は、それを知らなくて、「クワガタがいるんだから、カブトムシもいるはず!」と、必死に探していたことがあります。

なお、ねこさんが住んでいるあたりにはクワガタもいませんでした。たまたま行ったキャンプ場にいたんです。
いなかったのは、気温によるからなのか、樹木の植生の違いによるからなのかはわからないです。

 

 

それから〇十年の月日が流れ……

子ども達が今より小さかったとき(北海道に住んでいたとき)、北海道の東神楽町にあるキャンプ場へ行きました。
とってもいいキャンプ場です!

※東神楽は、北海道の真ん中らへんにあります。旭川市の近くです。旭川空港があって、農業が盛んで自然豊かな町です。H27年の国勢調査では、北海道1位の人口増加率だったらしいです。

キャンプ場の中をとことこ歩いていたら、でっかい黒い虫がのそのそと歩いてるじゃないですか。
どう見てもカブトムシのメス。

いやー目を疑いましたね。
だって、北海道にカブトムシがいると思ってなかったから。

 

けど、そのキャンプ場にはたくさんいました。
なぜかメスばっかりでしたけど。
自然界ではオスの方が少ない?
それとも、オスとメスで行動パターンが違う? 

 

まあ、そんな感じで、国内外来種であるカブトムシが北海道でも増えてきているらしいのですよ。
まだ全道(北海道全域の略)ではないようですけど。

 

特定外来種の場合は、その場で駆除するのはいいけど、生きたまま運ぶのはダメらしいです。

特定ではない外来種のカブトムシの扱いを北海道のホームページで確認すると、「最後まで責任を持って飼いましょう」ってなっていました。

責任持った飼い方ができないのなら、外来種は、捕まえても連れて帰っちゃダメでしょうね。
持って帰った先で逃げて増えたらえらいこっちゃですから。

 

今まで、「低温」ということで北海道では増えなかった生き物も、温暖化により今後はさらに分布を広げるかもしれません。

 

 

で、ゴキブリ…

いや、これはいないでしょ!

噂は聞きますよ。

でも、見たことないし。

見たって人に会ったこともないし。

カブトムシはいたって、ゴキブリはいないんですよ!

…今、「人間、信じたい情報しか信じないんだよね」って思ったでしょ!
何達観したようなこと思ってるんですか!

いないったらいないってば!

北海道にゴキブリがいるなんて都市伝説ですよ。都市伝説。

 

 

お知らせ。

次回から、道外に移住した北海道民にとっては避けて通れないゴキブリとの遭遇話になります。
長編です。

ゴキが苦手な方はご注意。