答えは雑談の下の方
雑談1
黄泉平坂は、古事記に記されている、あの世とこの世の境目にある坂です。
そこをイザナギさんが大岩でふさいだそうです。
イメージはどこかの洞穴から黄泉の国まで薄ぼんやりとした坂が続いていて……でした。
なので、黄泉から戻ってきたイザナギさんは、その穴に栓をして塞いだんだな~と思っていました。
でも、よくよく思い起こしてみると、「穴を塞いだ」とは書いてないんですよね。
坂の途中に石を置いて通せんぼしたのかもしれない。
乗り越えられるじゃないかって?
いやいや、キョンシーが真っ直ぐにしか進めないように、黄泉の国の存在も、物を置かれるとそれを避けて進むということが出来ないのかもしれないですよ?
それに、古来日本の彼岸と此岸との境界線は、結構ぼんやりしていて、橋とか(渡れるよね?)、玄関とか(出入りできるよね?)、大木や大岩とか目立つ目印とか(ここまでがうちの村ー! みたいな)、そんな感じです。
とにかく、あちこちに境界があるんですよ。
小学生がやるような「この線からこっち、オレの陣地!」と変わんないような境界線であっちとこっちが分かれちゃうんですよね。
※境界の話は、オカルトではなく、民俗学の話です。
だとすると、並んだ岩の向こうが……?
けど、やっぱり岩の下に穴があるのかもしれないし。
どっちでしょうね。
分からないのがロマンですかね。
ポストは、亡くなった方への手紙を入れるやつです。
便箋、封筒、鉛筆が置いてありました。
雑談2
4コマ目のしめ縄の下ですが、よくよく見つめないとわからないぐらい細い針金で作られた網で蓋がしてありました。
ネットで調べると、しめ縄に小銭を射し込む人が多く、しめ縄が傷むので蓋をしたようですね。
困った方もいるものです。
嫌だと言われたら止めようよ。
そういう人に限って、あとになって
「そんなに嫌なら、嫌って言えばよかったのに」
と、しれっと言うんですよね~。
まあ、その話はいいです。長くなるから。
さて、答えです。
正解は「島根県」でした。
何コマ目が島根のイメージだったでしょうか?
予告
次回から3回、島根県編が続きます。
あと、今後またクイズを出すことがありますが、過去に1度出た地名も再度クイズに出るかもしれませんので。御承知おきを。