どさんこ九州に住む

北海道民が九州に移住。日々感じるカルチャーショックを4コマにしました

[当ブログはアフィリエイト広告を掲載しております]

4コマ「これが三種の神器!? 北海道で運転するなら」

f:id:usayusadosa:20210123101659p:plain

 
 スノーブラシ

…雪を落としたり、窓に凍り付いた氷をかき落としたりする道具…

に比べ、出番は少ないですが、いつも積んでいました。

ねこさんはこの3つで生き延びましたよ。

 

 居住地区や、雪の状況、車の性能、

運転する技能などなど条件が違うので、

人によって何を積むかは違うと思います。

 そこんとこ、ご承知おきを~!

 

 ちなみに「砂袋」を積んでいる知り合いが結構いました。

 重さで滑りにくくなるそうです。

 

 でも、少なくとも「雪かきスコップ」は積んでいた方がいいと思いますよ。

 

 で、3種の神器の紹介は終わり。

 

 

 

 この先は「ねこさん車を落とすの巻」長文です。

 とばしてもいいです。

 

 4コマ目の事故は、車を落とした経験2度目の図です。

 

 1度目は、大したことなかったんです。

 

 頑張れば車4台並列で走れんじゃね?

というような、北海道でよく見る幅の広い2車線道路。

 運よく、他に走っている車もいませんでした。

 

 車がつるっといきましてね。

フィギュアスケートの選手ばりにくるくるっと優雅に回り、

道路と牧草地の間に、そのままズドーンと落ちました。

 

 そんなに離れていないところに、酪農家さんのお宅が見えます。

 電話を借りようと(携帯電話なんてSFの世界だった時代)目指しました。

 

 道路はつるつる。

 さすがの北海道民もてくてく歩けない状態。

 トムとジェリーのように、足でツーイツーイと滑りながら、

あっという間にたどり着きます。

 

 事情を説明すると、そこのおじさんが、

ラクターで車を引き揚げてくださいました。

 ありがとう! おじさん!

 

 車はバンパー外れ、ちょっとドアがへこんだだけ。

 バンパーは「ばん!」って叩いたら、ほら、元通り!

 ねこさんも軽い打撲で済みました。

 

 大変だったのが2度目。

 仕事帰りのことです。

 前々回の4コマで紹介した勤務先です。

usayusadosa.hatenablog.com

 本州の国道と同じぐらいか、少し狭い、

山の中を走る2車線道路でした。

 小さな集落へと続く「脇道」だと思ってください。

 

 ちょっと、路面状況に不安はあったのですが、

回り道をした先も安全かどうかわかりませんので、

そろそろと車を走らせました。

 

 と、丁度てっぺんを越えたあたりで、

車が勝手にスーッと滑り出したんです!

 エルム街の悪夢のラストですよ! まるで!

 運転手の意思なんか無視ですよ! 無視!

  

 北海道在住の方でしたら、ご理解いただけるかと思いますが、

道路の除雪の上手さは、市町村によって全然違います。

(除雪費の予算にもよるかも)

 その道路、ちょうど2つの町をまたがっていまして、

十数メートル向こうに、きれいに除雪された場所が見える!

 

 運悪く下手な方で滑っちゃったけど、

そのまままっすぐ滑り続けられたら、助かる!

 やったー!エルム街より、希望がある!

 

 …でも、無情にも車はガーターレーンにすいこまれるボールのように路肩へ…!

 ここは山の中。結構な斜面が目の前に!

 ねこさんはパニックになり硬直! 悲鳴も出ません!

 

 でも、神は見捨てなかった!

 除雪で積まれた雪山に運よくひっかかり、ブラーンで済みました。

 ありがとう! 雪!

(いや…雪が無かったらすべんなかったんじゃね?)

 

 

 何とか車から這い出ましたが、途方に暮れるねこさん。

 何しろ、山の中ですから。

 携帯電話は無く…あったとしても、電波の届かない場所。

 

 とりあえず一番近い集落まで…と、歩き始めたところ、

運よく「近道」していたトラックが通りかかり、

助けて下さいました。

 ありがとう! 赤いトラックのおじさん!

 

 

 でね、ちょっとこの事故には不満がありまして…

 

 この日、ねこさんはお仕事お休み日だったんです。

 でも、出勤することが勝手に決まっていました。

 サービス勤務? っていうんですか?

給料とは関係ない出勤と言うことです。

 

「出勤してないはずの日」の事故だったので、

上司は「職場は関係ない。良かった!」って感じでしたね。

 運よく打撲だけだったので、病院には行かないで済みましたが、

多分、死んでいても知らぬ存ぜぬだったんだろうなー。

 

 なんか、ねこさんが自主的に勝手に出勤したことに

皆さんの記憶が書き替えられたようで、

その日、出勤を命じた方も、

サービス勤務を黙認していた上司も、

「知らんぷり」でした。

 

 でも、車の修理の間、代車が無くて困っていたら

(公共の交通機関を使うと、10km歩く必要あり)

 親切な同僚が乗せてくれましたっけ。

 

 

 まあ、つまり…

世の中「親切な人の方が多かった」ってことですね!

 

おまけ

 f:id:usayusadosa:20210122141727p:plain

ガムテープも持ち歩いていてよかった!