前回の話とゆるくつながっています。
自分ちの前の道は自分で雪かきをします。
でも、強制ではないし、そうしている家が多いというだけなので、しないからダメというわけではありません。
雪かきする余裕の無い事情もあったりしますからね。
せっかく雪かきしても、除雪車が雪を落として行ったり、近所の人が雪を押しつけて行くこともあります。
一方、小型除雪機を持っている親切な企業の方が近所の歩道を除雪してくれることもあります。
ありがたい話です。
除雪されていない歩道は、通行人の力により獣道が作られます。
おまけ
排水溝、集水枡、雨水枡の話
4コマに描いた車道脇の網の蓋がついたあれを「排水溝」とねこさんは呼んでいましたが、「集水枡」と呼ぶのが正しいのかもしれません。
それとも雨水枡?
すみません。違いがよく分かりません。
(以下、集水枡で)
その集水枡ですが…
北海道の集水枡は、地面より少しくぼんでいるところが多いです。
念のため、グーグルのストリートビューで適当に抜き出して確認してみましたが、ほとんどの道路でへっこんでました。
(へっこむ=引っ込んでいること、くぼんでいること)
自転車で車道を走るとき、この段差が不快なんですよね。
↓北海道の車道端の集水枡はこんな感じでくぼんでいるのが多い
もう、この上を通るたびにガタンガタンとハンドルをとられるんですよ。
これが嫌で車道の端っこを走らない自転車もあるぐらいです。
ところが、K市に引っ越してきたとき、この集水枡とアスファルトとの段差が無くてびっくり。段差があって当たり前と思っていましたから。
↓K市の集水枡
いくつかの県の道路を見てみましたが、どうもみんなへっこんでないような……?
ひょっとして段差があるのは北海道だけですか?
しかも、他府県では、この網自体がなかなか見つからない道路も多かったです。
(車道ではなく縁石に穴が開いているとか)
なぜ違うのか、検索してみました。
明確に理由を書いてある文章は見つけられなかったのですが、ひとつだけこれかなというものが。
北海道の羊蹄山周辺で、自転車で安全に旅ができるよう、車道端の雨水枡(集水枡?)の段差を無くす検証をしたらしいんです。
その文章によると、除雪車の前に取り付けられている板(スノープラウ)との衝突を避けるために通常2cm程度低くしているとのこと。
と、言うことは、除雪車の活躍が少ない地域が「No段差」で設置していた?
しかし、雪が多そうな長野県で除雪車が引っかけたことによる集水枡の歪みについての記事を見つけたので(それは平らに設置しているように見えた)、必ずしも積雪とは関係ない?
うーん。謎だ。
いずれにせよ、自転車にとっては嫌な段差ですが、このわずかな窪みが雪解け水の排水を簡単にしてくれている気がしないでもありません。